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インフルエンザの流行は警報レベル。緑茶で防ぐぞ!インフルエンザ

この冬どうする? インフルエンザ対策 緑茶成分で感染を予防

2010.12.17 14:30  産経新聞

 国内で2千万人が新型インフルエンザに感染した昨年に比べ、今年は爆発的な拡大は出ていないが、季節性を含めてインフルエンザへの警戒は怠れない。流行のピークは例年、年明けの1~2月だが、手洗い、うがいといった予防の基本を専門家に聞き、最新の動向を取材した。(谷内誠)

 昨年は子供を中心に学校で新型が集団発生し、ピークとなった10月末には多くの学校で文化祭や体育祭が中止となった。

 「今、北海道から始まった流行が南下し、関東、九州にも広がり、私たちも身構えているところ」と説明するのは、東京都福祉保健局感染症対策課新型インフルエンザ対策担当係長の医師、渡部ゆうさん。

 昨年、新型にかかって免疫がついた人が多く、今年はワクチン接種も進んでおり、「新型の第2波は来ていませんが、その分、季節性のA香港型への注意は必要」(渡部さん)という。

 新型、季節性ともに対策は同じだ。

 渡部さんは「日頃から健康的な生活習慣を身につけ、(1)適度な運動(2)十分な睡眠(3)栄養バランスのよい食生活(4)体を清潔に保つ-こと。予防のポイントは、『手洗い』と『うがい』、さらに、せき・くしゃみの症状があれば、うつさないためにマスクを付ける『せきエチケット』も守ってほしい」とアドバイスする。

 昨年の新型インフルエンザの大流行に加え、今年はエコポイントの利用で家電量販店を訪れる人が増え、加湿器や空気清浄機がよく売れている。

 「室内の空気を吸い込んでウイルスを除去する、シャープ、パナソニックなど大手メーカーの加湿機能付き空気清浄機への関心が高い」と、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaの上田和男さんは説明する。

 インフルエンザウイルスは低温と低湿度を好むだけに、加湿は重要だ。

 「店頭では2万~7万円台のものまで、多数の機種がある。インフルエンザ対策か花粉症対策かなど自分のニーズに合ったものを選んでほしい」(上田さん)

飲用でも効果あり

 静岡県立大薬学部の山田浩教授は、東京都東村山市の老人ホーム「白十字ホーム」での臨床試験で、緑茶に含まれるカテキンとテアニンがインフルエンザの発症を抑える効果があることを突き止め、今月1日に開催された「第31回日本臨床薬理学会」で発表した。

 山田教授らは昨年11月から5カ月にわたり、1日当たり緑茶カテキン(378ミリグラム)とテアニン(210ミリグラム)を含むカプセルと、含まないものを成人男女200人に摂取させた。その結果、緑茶成分を含む群のインフルエンザ発症率が4・1%(4人)だったのに対し、含まない群は3倍を超える13・1%(13人)だった。

 「緑茶カテキンがウイルスの周りに付くことで細胞に感染するのを妨げます。従来、緑茶のうがいで予防になるとの研究報告はあったが、今回の試験は緑茶の飲用がインフルエンザ予防に有効である可能性が示唆された。通常の緑茶100ミリリットルにはカテキンが80~120ミリグラム、テアニンは20~40ミリグラム含まれ、緑茶を500ミリリットル程度飲めば十分でしょう」(山田教授)

 山田教授らと共同研究を行い、緑茶の健康への影響を研究する伊藤園中央研究所(静岡県牧之原市)の提坂裕子所長は「インフルエンザだけでなく、ノロウイルスなどカテキンが持つ抗ウイルス作用は知られています。奈良時代に唐から日本に茶が入って1200年ですが、緑茶飲料メーカーとして今後もヒトへの作用を科学的に実証したい」と話している。