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新茶が早く出来ました
例年に比べ、今年は新茶が3日ほど早い状況ですが、鹿児島県だけのような気もします。
鹿児島では、4月6日に初入札が行われ、種子島、屋久島、大根占、枕崎といった産地のお茶の早生品種が上場されました。
今では頴娃知覧のエリアからも早生品種が上場されていますが、・・・・
いい品物が少ない
今年は、2月の休眠期間の気温が低いので、休養バッチシのはずなんですがね・・・・
意外と上級品が少ないのか、ここにきて上級品が出だしたのか、相場が上がってきています。
最高の品質のものが数点きましたので、最高の品質に仕上げた商品「初薫」(はつかおり)を販売いたします。
今年の新茶の中では一番味わいが深く、甘みの強い商品です。
これからどんな新茶が出来ますか、熊本にも期待しましょう。
2023-04-11 12:10:54
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老化に抗い健康寿命を延ばすには、抗酸化食品を意識することも大切になる。抗加齢医学の第一人者・東海大学医学部付属東京病院の西﨑泰弘病院長に、抗酸化食品の効果的な摂り方について聞いた。
東海大学医学部付属東京病院 西﨑泰弘病院長© zakzak 提供
■活性酸素を除去
老化を推し進める原因の1つに活性酸素がある。紫外線や激しい運動、暴飲暴食、ストレスなどで体内に活性酸素が増えると、細胞や遺伝子を傷つけ老化を後押しする。
「活性酸素を除去・無毒化することを抗酸化作用といいます。その働きを持つ食材では、ビタミンC、ポリフェノールのアスタキサンチンや緑茶のカテキンなどが有名ですが、現在、私は緑茶と水素水の研究を行っています」
こう話す西﨑病院長は、2006年から東海大学医学部付属東京病院に「抗加齢ドック」を開設。受診者の結果の解析研究から、ビタミンC、アスタキサンチン、水素水の摂取者が高い抗酸化力を持ち、強力に活性酸素が抑制されていることを報告している。
■水素が肝機能も守る
「活性酸素は酸素を起源とするので、水素と結合すると水になります。水素水を飲むと体内で発生する有害物質の無毒化に寄与するのではないかと研究を進めています」
昨年、早稲田大学の研究グループが、アルコールによる肝細胞障害を電解水素水が軽減するメカニズムを培養細胞で解明した。アルコール代謝によって生じる毒(アセトアルデヒド)の量を減らし、活性酸素の生成を抑制した可能性がある。このメカニズムで、実際に人が飲酒をしながら、家庭用の電解水素水を飲むとどうなるのか。その研究を西﨑病院長は進めている。
「ボランティアに、焼酎と電解水素水を飲んでもらう研究を行っています。結果はまだ公表できませんが、興味深いことにアルコール代謝の時間が、水素水で短くなる可能性が出ています」
■肝臓が長寿を後押し
一般的に体重60キロの人のアルコール代謝は1時間に6グラム。ロング缶2本は40グラム相当になり、アルコール代謝におよそ7時間はかかると考えられる。ところが、西﨑病院長らの研究では、1時間半で代謝してしまった人もいたという。つまり、これまでの常識が研究で覆される可能性がある。
「肝臓がアルコールを解毒する作用は、もっと強力な可能性があるのです。その機能は、薬の解毒などにも関わり、肝臓の健康と密接に結びついています。水素水の研究で、肝臓と健康長寿の新たな関係も見つけられるかもしれません」
いずれにしても、健康寿命を延ばすには、活性酸素による病気を退けることがなにより。忘年会シーズンの今なら、飲酒のおともに水素水、ビタミンCのレモン、ポリフェノールたっぷりの緑茶などを意識するとよい。
「緑茶の肝機能改善効果の研究も進めています。身近な食材を上手く利用することで、老化を退けることは可能です。偏った食生活は止めて、ぜひ抗酸化力を持つ食品も取り入れていただきたいと思います」と西﨑病院長はアドバイスする。 (取材・安達純子)
■西﨑泰弘(にしざき・やすひろ) 東海大学医学部付属東京病院病院長。医学博士。1986年東海大学医学部卒。慶應義塾大学消化器内科などを経て2013年から現職。日本総合健診医学会副理事長なども兼務。
2022-12-14 16:50:33
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米国のエリートがコーヒーよりお茶を選ぶ根拠 マナーが身につく教養として注目され始めた
藤枝 理子
© 東洋経済オンライン 紅茶が世界共通の歴史、アート、マナーなどが身につく“とっておきの教養”である理由(写真:プロモリンク/PIXTA)
ビジネスパーソンのあいだで「お茶」を飲むだけでなく、学ぶ人が増えている。「なかでも紅茶は世界共通の歴史、アート、マナーなどが身につく“とっておきの教養”」と述べるのは、25年間にわたる「紅茶留学」を経て、日本有数のティースペシャリストとして活躍する藤枝理子氏。その理由は何か。本稿では、ビジネスパーソンが知っておくべき紅茶の魅力について解説する(本稿は、『仕事と人生に効く教養としての紅茶』より抜粋・編集を加えたものです)。
シリコンバレーでも注目の「物質的な効用」
近年、世界のエリート頭脳が結集するシリコンバレーでは、禅や茶といった日本趣味がムーブメントとなっています。アップルやグーグルの社員は、朝、オフィスの瞑想室でマインドフルネスを行った後、コーヒーではなく緑茶を片手にデスクにつき、仕事を始める。そんなスタイルが定着し、今や日本に逆輸入されるという現象が起きています。
21世紀の初頭あたりまで、アメリカ人が好む茶といえば甘みの強いスイートテイストが定番でした。それがここ数年、食のトレンド発信地でもあるシリコンバレーで無糖の緑茶が飲まれるようになったことで全土へと広がりをみせ、いまやアメリカは日本の緑茶輸出先第1位となっています。
シリコンバレーで注目されているのが、先述したお茶の持つ「物質的な効能」です。ティーファミリーの紅茶・緑茶・烏龍茶。それぞれ製法によって成分の違いが出てくるものの、基本的な成分として挙げられるのが、テアニン(旨味成分)、カテキン(渋み成分)、カフェイン(苦味成分)の3本柱です。
「茶は末代養生の仙薬なり」
日本の茶祖・栄西禅師が示したように、お茶は古来万能薬として広がりました。
イギリスで初めて茶の販売をしたロンドンのコーヒーハウス「ギャラウェイ」では「待望の東洋の神秘薬である茶が初上陸!」と大々的に広告を打ち出し、宣伝ポスターには「頭痛、目眩、腹痛、消化不良、下痢などの症状回復から虫歯、肥満、視力低下の予防まで効果を発揮」と20にも及ぶ薬効をずらりと並べ、たちまちジェントルマンたちのパワードリンクとして人気となりました。
ビジネスパーソンが身につけたい礼儀作法のことを、日本では「ビジネスマナー」といいますが、これは和製英語。国際社会では「ビジネスエチケット」と表記します。「ビジネスエチケット」という概念が生まれたのは17世紀、世界初のグローバルカンパニー東インド会社が誕生した頃です。
イギリス東インド会社で株式システムが登場した際、出資者を募るブローカーたちは、「マナーが悪い」という理由で王立取引所への立ち入りが許されず、近隣にあったコーヒーハウスに集まるようになりました。
投機熱の高まりとともに、一攫千金を狙う貴族から闇の相場師まで、さまざまな階級の人々が入り乱れるようになり、不正行為やトラブルも日常茶飯事というカオス状態に陥っていきます。そんな中、貴族から次々と取引を依頼されるブローカーがいました。それは、「教養」を身につけた人です。
ビジネスと教養
ここでいう教養は「カルチャー(Culture)」のこと。日本ではカルチャー=文化と捉えることが多いのですが、語源は「耕す」に由来し、「教養」や「洗練」を意味しています。つまり、投資の知識はもちろんのこと、洗練された身だしなみや作法といった「ジェントルマン文化としての教養」を高めた人がビジネスチャンスをつかんでいったのです。
これは、出資する貴族の立場に立ってみると当然のことでした。階級が違うとはいえ、相手に不快感や不安を与える「教養が足りない人(Uncultured Person)」に大金を預けるわけにはいきません。積極的に教養や知識を身につけ、品格を高めようとする人間性を評価したのです。
日本でも、利休はじめ安土桃山時代の商人たちは、教養や品位を身につけるために茶の湯を学んだといいます。同じように、英国のビジネスパーソンたちも、階級の高い貴族を相手に交渉のテーブルにつけるよう、コーヒーハウスで貴族趣味のお茶を嗜み、知識やマナーを身につけ、品性を磨いていったのです。
そこから、ビジネスをするうえで、ルールを遵守し、良識ある行動秩序というものが求められるようになっていきました。エチケットは、まさにビジネスパーソンとして信頼を得るための「チケット」になっていったわけです。
コーヒーハウスはのちに、世界経済の中核を担うロンドン証券取引所へと発展しました。今もなお、日本のエリートと呼ばれるビジネスパーソンたちが、教養として茶道を嗜むように、イギリスのエグゼクティブ層は、アフタヌーンティーを嗜み、カルチャーを身につけます。
茶道とアフタヌーンティー。どちらにも共通しているのは、茶を学ぶことで、自国の文化、歴史、芸術に触れると同時に、己の品性を磨き高め、奥深い教養を備える、いわば人格形成につながるという点です。
ニューノーマル時代の「大人の趣味」
「アートは美術館の中だけにあるものではなく、普段の生活の中にこそ見いだすもの」
そのような考えが、ヨーロッパの人々の根底に存在します。
人生を愉しみ尽くすのがアートの本質の1つだとすれば、日々の中で愛(いつ)くしむ「大人の趣味」として、アフタヌーンティーは年齢や性別を超えて広く親しまれるアートの条件を満たしているのです。日本の茶道に置き換えてみると、イメージしやすいかもしれません。
総合芸術である「日本の茶道」と生活芸術である「英国のアフタヌーンティー」。一見対極にあるように見えるこの2つですが、実は非常によく似ています。それもそのはず、イギリスのアフタヌーンティーは日本の「茶」や神秘的な儀式である「茶の湯」への憧憬からはじまったもので、いわば「英国流の茶道」だからです。
暮らしのアートは、生活にリズムを、そして心に潤いを与えてくれます。まずは日常が変わります。はじめは小さな興味でも、茶葉、道具、器へと次第に視野が広がります。それぞれが奥深い分野であり、学びを深めるごとに知的好奇心が満たされ、いくつになっても成長を感じることができます。
私自身、紅茶をライフワークにしたいと学びはじめてから、すでに30年以上経ちます。趣味でも仕事でもありますが、興味はとどまるところを知らず、いまだに新しい知識との出会いがあったり、知らない世界を開拓したりと新鮮な発見の連続です。日常だけではなく、非日常のシーンにも変化があります。
紅茶は世界共通のコミュニケーションツール
その1つが、旅行です。
日本でも海外でも、出かけた先で目に映る情報の量が断然変わります。興味がないとまったく目に入らないものが次々と見えてくるようになり、あれも見てみたい、これも見てみたい!とテーマが広がることで、旅の質も変わります。
陶磁器に興味を持ちはじめ、ドイツの工房を訪ねて職人さんと話をしているうちに、絵付け留学をすることになった女性。アンティークに目覚め、イギリス中のフェアをまわっているうちに、これを第2の人生にしようと、小さなアンティークショップをはじめたご夫婦。趣味の域では収まらず、人生を変えるきっかけと出会うこともあります。
紅茶は世界共通のコミュニケーションツールでもあるので、茶の輪を広げることもできます。趣味を通して出会う仲間は、仕事の仲間とは、ひと味もふた味も違います。新しい価値観や気づきを得ることは、刺激にもなり視野も広がります。また、趣味からセカンドキャリアの芽が出たり、リタイア後の充実したライフワークになることも考えられます。
一杯のお茶がもたらしてくれる大人の趣味は、人生を彩るエッセンスになります。日本茶に触れることで日本人としての美意識を磨き、紅茶に触れることで国際人としての感性を養うことができれば、人生はより愉しく豊かなものになるでしょう。
2022-10-17 09:12:36
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産経WEST
千利休
政治や武家に通じ、今に至る茶道を大成した千利休は今年が生誕500年になる。多方面の活躍と謎の多い生涯で現代人をも引きつける「茶聖」の魅力に迫る。
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「その日、京都は雷鳴がとどろき、雹(ひょう)が降った」。天正19(1591)年2月28日、天下統一を果たした豊臣秀吉に仕え、茶の湯を究めた千利休が、切腹して果てた。享年70。堺の商家に生まれ、安土桃山時代の武将・織田信長、秀吉の側近として政治的にも絶大な存在感を示したが、秀吉の怒りに触れたという。
鎌倉時代に中国から伝わった茶に禅の心を取り入れ、質素な道具立ての中に美を見いだして「わび茶」を大成させた利休。精神世界に落とし込んだ茶の湯は、表千家、裏千家、武者小路千家が利休を祖として受け継いでいる。
秀吉のもとで、床の間や壁などすべてを金で飾った「黄金の茶室」をしつらえたことで知られ、茶の世界では名だたる戦国武将の師でもあった。波乱の人生は映画やドラマにもなった。映画「利休にたずねよ」(平成25年)は歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが利休を演じ、話題を集めた。
「利休は魅力にあふれた人物だからこそ、弟子たちが記録に残した。そして伝説化していった」と語るのは、茶の歴史に詳しいMIHO MUSEUM(滋賀県甲賀市)の熊倉功夫(いさお)館長。「なかでも切腹については謎が多い」
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活躍していた利休の運命は一夜にして暗転する。天正19年2月13日、秀吉から堺へ蟄居(ちっきょ)を命じられ、京都から追放。26日に再び京都に護送され、28日に切腹。首は一条戻り橋にさらされた。
切腹の理由は諸説ある。側近の立場を利用して茶器の売買で不当に巨利を得た▽秀吉から娘を側室として求められたが断った-。
最も有名なのが、天正17年12月に京都・大徳寺山門の上層にまつられた利休像だ。参拝の際に雪駄履(せったば)きの利休像の下をくぐることになり、不遜極まりないと問題視された。
熊倉さんは背景に、秀吉子飼いの武将・石田三成の政治的思惑があったとみる。利休が切腹を命じられる前月の19年1月、秀吉の弟で利休の理解者だった秀長が死去した。「これを機に利休を取り巻く状況が一変した」という。
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秀長がいかに利休を重んじたかを示す史料がある。大名・大友宗麟(そうりん)に対する秀長の言葉だ。「内々の儀は宗易(そうえき)、公儀の事は宰相存じ候(内々のことは利休、表向きのことは私に相談するように)」(大友家文書録)。秀吉のもと、利休は秀長と並ぶ権力を握った。
「秀長の死でいち早く動いたのが三成。利休を排斥して地位を固めようと、1年以上も前の利休像の一件を持ち出して秀吉に讒言(ざんげん)した」と熊倉さんは指摘する。
大阪城天守閣の北川央(ひろし)館長は、切腹を命じた秀吉の心境に迫る。「利休は信長時代からの茶の師であり、秀吉にとって耳の痛いことも言う煙たい存在だった」とし、現代社会に置き換えた。「2代目社長が、創業者を支えた人物を疎ましく感じるのと同じなんです」
それでも謎は残る。なぜ秀吉は死まで求め、利休はそれを受け入れたのか。
覚悟の一服 守り抜いた信念
茶の湯を通じて豊臣秀吉の側近となりながら、切腹を命じられた千利休。死を前にして、いっさい釈明をしなかったという。そのときの心境が今に伝わる。
「人生七十 力囲希咄(りきいきとつ) 吾這宝剣(わがこのほうけん) 祖仏共殺(そぶつぐせつ) 提(ひっさぐ)ル我得具足(わがえぐそく)の一太刀(ひとつたち) 今此時(いまこのとき)ぞ天に抛(なげうつ)」
「利休のすさまじい覚悟が込められている」とMIHO MUSEUMの熊倉功夫館長は言う。「『わが宝剣で仏も一切がっさいを斬り捨て、残った太刀も天に投げうった』との言葉は、この世に未練も何もない。来世で幸せにとの願いもなかった」と説く。
利休が死を賭してでも守ろうとしたものは-。
秀吉の懐刀でキリシタン大名の高山右近が、秀吉から信仰を捨てることを迫られた。利休に相談し、「信仰を捨てるべきでしょうか」と話すと、「それならあなたの茶は飲めない」と答えたという。
「切腹を命じられた利休は、謝罪をして生き永らえても、人々から『利休の茶は飲めない』と言われるのを恐れたのではないか」と熊倉さん。「茶の湯はまさに命をかけたものだった」
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利休の墓は京都・大徳寺の聚光院(じゅこういん)にあり、生まれ故郷の堺には、かつて修行をした南宗寺(なんしゅうじ)に供養塔がひっそりたたずむ。「利休は南宗寺で修行をした経験を茶の湯に生かした」と同寺の田島碩應(せきおう)住職は話す。
利休の茶は、神聖な茶室に入る前に身を清めることから始まる。手水(ちょうず)鉢で手を洗い口をすすぐ。利休も茶杓(ちゃしゃく)や茶碗(ちゃわん)を浄(きよ)め、茶室に香をたいて花をいけ、客を迎えた。「まさに仏の世界。利休が茶の湯に込めた思いはこれしかないんです」
利休は、小田原攻めなど戦場でも武将にお茶を振る舞った。「一服点てることで、彼らを無の境地に、そして仏にしようとした。だからこそ武将たちは利休に心服し、人を動かす政治力にもなった。秀吉はこれを妬んだんでしょう」
理不尽ともいえる切腹を命じられながら、潔く受け入れた利休は、後の世まで人々の心を揺さぶった。
2022-10-11 10:13:05
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東洋経済 石川 雅俊
© 東洋経済オンライン
ストレスフルなビジネスパーソンにお勧めしたいのは「茶道」です(写真:shige hattori/PIXTA)
茶道の新たな価値が注目され始めています。「近年、茶道を始めるビジネスパーソンが増えている」「ビジネスパーソンにとって有益な資質が養われる」と、メディアで話題を呼んでいるのです。
実際、茶道はビジネスパーソンの「癒やしとリフレッシュ」「仕事に使える教養の習得」「高い価値観を磨く人間修養」に大いに役立つとされ、また、「デザイン思考」「アート思考」などの右脳的思考も養われます。きめ細やかな配慮の心が育つことで、コミュニケーション力がアップするとともに、繊細な美を見出す感性が磨かれます。
不確かで複雑で曖昧でストレスフルなビジネス環境下で発揮する茶道の“効能”を、医師である著者が医学的に解説。書籍『大切なことはすべて茶道が教えてくれる。』から、3回にわたってお伝えします(今回は1回目)。
ビジネスパーソンの脳・心・身体の過活動によるストレスは、心身の健康にとって重大なリスクのひとつです。働き方改革によって一見、長時間勤務など過重労働から解放されたかに見えますが、リモートワークのシステムが整備され、いつでもどこでも仕事ができる環境になり、仕事に追いかけられる状況にもなっています。
そのため、日常的に脳が過活動になるライフスタイルについては、あまり改善されていません。また新型コロナウイルスパンデミックの影響でビジネスが不安定になり、あらたな精神疲労の要因が増え、ストレスを訴える方は増加しています。
心身の活動が鎮静され休息がとれる
茶道をおこなうと心身の活動が鎮静されて休息がとれるため、しばしば「ストレスの解消になった」「リフレッシュした」という声が聞かれます。ただし、これは「楽になった気がする」という、たんなる心理的効果ではありません。
深いリラクゼーションは実際に身体の生理的な状態を即時に変化させますし、こうした機会を定期的にもつことで、ストレス性疾患の予防にもつながります。
ストレス反応とリラクゼーション反応については、多くの方が常識的な知識として身につけていらっしゃることと思いますが、医療の現場で幅広い研究が進められ、治療にも活用されてきた経緯があります。
ストレスは、正式には外部からの刺激や負荷(ストレッサー)によって、心身に生じる反応のことをいいます。1936年、カナダの生理学者ハンス・セリエ博士が「ストレス学説」を提唱したのが、医学における活用の始まりとされています。
ストレッサーには暑さ・寒さ、人体への有害物質など「物理的・化学的」なもの、栄養不足・睡眠不足・病気など「生理的」なもの、日常生活における緊張・不安・恐怖・悲しみ・怒りなど「心理的・社会的」なものがありますが、現代人のストレッサーのほとんどは「心理的・社会的」なものとみられています。
茶道はストレスを緩和する
人は心身に緊張や苦痛を感じたとき、筋肉が緊張し、呼吸数や心拍数、血圧などが上昇します。これは生体を防御するための反応で、一瞬にして起こります。
反応のプロセスをたどると、まず脳の前頭葉がストレッサーを脅威として知覚し、視床下部から自律神経系と内分泌系を通じて、全身の臓器や器官に対して危機に対応するよう指示が出される仕組みです。
ただし、こういった状態が一時的であればよいのですが、長い間、過度なストレスを受け続けるとこれらの反応も続くことになり、生体に問題が生じます。不定愁訴にはじまり、頭痛、高血圧、狭心症、消化性潰瘍、過敏性腸症候群、気管支喘息、皮膚炎など、さまざまなストレス性疾患を発症することにつながってしまうのです。
茶道の稽古をおこなうと、イライラや不安など不快な感情が軽快することがあります。心によどんでいた感情がすっきりと消化され、気分が軽くなったような感覚だといわれます。
ネガティブな感情を消化するにはさまざまな方法がありますが、不安や哀しみ、怒りなどを抱えていたとき、「ひと晩、眠ったら楽になった」「どうでもよくなった」という経験はどなたにもあると思います。一般的なレベルのネガティブな感情は、心に充分な休息を与え、本来の機能を回復させることで自然と消化されていきます。
茶道の稽古は「今この瞬間」に集中します。そのため思い悩んでいることから一時的に避難することができます。そして自然のアイテムに囲まれた安らぎの空間でリラクゼーションの時を過ごし、心が深い休息をとることができます。そのためネガティブな感情の消化がうながされるのです。
リラックスのレベルが深くなると、「いつもと違う身体感覚」を体験することがあります。茶道の稽古に十分、慣れた方の場合、お点前(てまえ)を見ているときや教えられた所作を自分がおこなっているとき、ふっと無心になる瞬間が訪れます。さらに熟練していくと、身体が所作をすっかり覚え、ほとんど何も考えず、ただ静かに身体を動かすようになります。
これは茶道に限りませんが、このように無心に何かの作業をおこなっている際、人は少し特殊な集中状態になり、五感が研ぎ澄まされます。
たとえばお点前に没入していると、指先の感覚が敏感になっていることに気づきます。思考が極限まで低減することで、自然と意識が感覚に集中され、鋭敏に感じられるようになるのだと思われます。
そんなときは、抹茶をすくう茶杓(ちゃしゃく)の木の感触や微かな香りを、普段より深く感じ取ることができます。また抹茶を入れる容器、棗(なつめ)のなめらかな手触りと漆塗り独特の香りも、深く味わうことができます。それまでは意識が向かなかった五感の感覚を、豊かに明瞭に楽しめるのです。
さらに、繊細な感覚を知ると、認識も繊細になります。そのため、このような感覚をたびたび経験することで、普段の物事の感じ方、とらえ方が次第に変化し、感性を磨くことにもつながっていきます。
抹茶の成分も、気分や思考活動のバランス調整に、大きく貢献しています。抹茶には、ビタミン、ミネラル、食物繊維のほか、カテキン、テアニン、カフェイン、サポニンなど健康によい成分が豊富に含まれています。
身体への作用としては、カテキンの効果がよく知られています。抗ウイルス作用や、免疫細胞であるマクロファージの活性化作用をはじめ、悪玉コレステロールを減らして動脈硬化を予防する効果、アミロイドベータの毒性を低減してアルツハイマー型認知症を予防する効果などが注目されています。
抹茶は腸内フローラのバランスを整える
ほかにメカニズムはわかっていませんが、抹茶が腸内の悪玉菌の一部を減らし、善玉菌を増やして腸内フローラ(腸内細菌叢)のバランスを整える作用も示されています。
心への作用としては、何といってもリラックス効果が大きいでしょう。さらに農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の研究では、カフェインとテアニンの絶妙なバランスによって、心理的ストレスの影響が軽減され、ストレス耐性も高めている可能性が示されています。
抹茶には、覚醒作用があるカフェインが含まれているのですが、別の成分、テアニンがその働きを抑制するため、興奮状態になることはありません。リラックスしながら、頭が明晰に冴えた状態に整えられます。
その一方、コーヒーはテアニンを含んでいないため、カフェインが中枢神経を刺激して交感神経の働きを高め、興奮状態に導きます。眠気をすっきり覚まして一時的に集中力を高めるにはよいのですが、抹茶とは作用が異なっているのです。
このテアニンは、それ自体にもリラックス効果と抗ストレス作用があります。テアニンを摂ると30~40分後にはアルファ波が発生し、摂取量を増やせば不安傾向が高い人にも効果があることが確認されています。
またマウスを使った農研機構の研究では、抹茶を継続して飲んでいると、急性ストレスによって起こる意欲の低下を抑える可能性があるとしています。
2022-10-11 09:56:28
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緑茶うま味成分テアニンの向精神作用に注目/しんどうとも健康連載
配信
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からだとこころに効くポジティブフード
<医療ライター・しんどうとも「からだとこころに効くポジティブフード」(23)> 緑茶をよく飲む人はうつ症状が少ないという。精神栄養学の第一人者、帝京大学医学部精神神経科学講座の功刀浩主任教授が続ける。 「緑茶の成分には渋味、苦味、うま味の3つがあるといわれています。なかでもうま味成分であるテアニンにすぐれた向精神作用があるとして注目されています。緑茶の主要なアミノ酸はテアニンで、うま味で知られるグルタミン酸と似た化学構造をしているのです」 続けて「脳の中の神経細胞の大部分はグルタミン酸を神経伝達物質として用いていますが、テアニンはそうした神経細胞の機能を調節する作用があります」と説明する。 ちなみに茶の渋味はカテキン、苦味はカフェイン、うま味はテアニンと、それぞれ特徴がある。カテキンは抗酸化作用や抗菌作用などで知られているしカフェインの覚醒作用は有名だ。 「テアニンはお茶特有の成分で、たとえば睡眠改善作用といってカフェインによる脳の興奮状態を抑制するはたらきや、記憶、意欲、情報処理能力などの認知機能の改善が期待されています。私たちの研究でもテアニンが脳内の記憶やストレスにかかわる海馬という部分で、頭のよくなる脳内物質といわれるタンパク質が増えていることがわかっています」 なお、テアニンはアミノ酸のひとつだが、タンパク質には含まれておらず植物の中でも茶ぐらいにしかない。そしていわゆる高級茶のほうに含有量が多いとされている。
2021-12-01 10:34:19
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脂肪を分解する酵素を活性化…驚きの成分「ケルセチンゴールド」の正体
いったいどんな効果があるのか
提供:サントリー食品インターナショナル株式会社
ビジネスパーソンを襲う「コロナ太り」
「コロナ太り」
この言葉を聞いて、思わず目をそらしたくなった人もいるかもしれない。
コロナ禍以降、体重が増えたと感じている人は少なくない。明治安田生命がこの9月に発表した「健康」に対する意識や取り組みについての調査によると、実に4人に1人(25%)がコロナウイルスの感染拡大前に比べて「体重が増えた」と答えている。同調査では体重が増えた原因についても尋ねたところ「運動不足だから」が65.5%でトップ、次いで「食べ過ぎ」が59.6%だった。
コロナで思うように外出できないことによる運動不足はもちろん、リモートワークなど慣れない働き方が始まったことによるストレスも影響しているのかもしれない。
体重や体脂肪の増加は、とりわけビジネスパーソンにとっては深刻な問題だ。肥満は、生活習慣病などの発症リスクを高めることになるのはもちろん、日々のパフォーマンスに関わってくる可能性もある。
とはいえ、ジムに通う時間を確保するのは容易ではないし、ましてランニングを始めるのはかなり強い意志が必要だ。とりあえず始めても結局長続きしなかった、という人も少なくない。もう少し気軽に、効果的に体脂肪を減らす方法はないのか。それが多くのビジネスパーソンの本音だろう。
驚きの成分「ケルセチンゴールド」
そんななか、ある画期的な成分が注目を集めているのをご存知だろうか。
それは「ケルセチンゴールド」である。
「ケルセチンゴールド」は、サントリー緑茶「伊右衛門 特茶」に含まれる成分、「ケルセチン配糖体」のことで、摂取すると体内に吸収され、ケルセチンとして作用し、いくつかのプロセスを経て、腹部の体脂肪を消費しやすくしてくれる。つまり、「抗肥満作用」をもたらすというのだ。
そのメカニズムをサントリー食品インターナショナル(以下、「サントリー」)ジャパン事業本部商品開発部開発主幹・南尚子さんが解説する。
「体内にある脂肪は、「脂肪酸」と呼ばれるものが3つ繋がった状態になっています。ケルセチンは、体のなかにある特定の酵素(ホルモン感受性リパーゼ)の働きを活性化させることで、この脂肪酸のつながりを切り離し、脂肪を分解しやすくします。分解された脂肪は、エネルギーとして消費されやすくなり、結果的に体脂肪が減るんです」
ケルセチンは、健康に良いとされる「フラボノイド」という有機化合物の一種だ。タマネギやリンゴなど自然の植物にも含まれており、その存在自体は昔から知られていた。脂肪に対して何らかの健康効果があるとも考えられてきたが、一方で、その具体的な効果は証明されていなかった。
それを、様々な実験により、脂肪の分解に関わる酵素の働きを活性化させると世界で初めて突き止めたのがサントリーだ。南さんが感慨深げに振り返る。
「研究所の実験室のシャーレのなかで模擬的に体内と同じ環境を作り、ケルセチンが酵素にどのように働くのかを突き止めました。メカニズムを発見できたときの喜びは大きかったですね」
ただし、ケルセチンには困った特徴もある。「水に溶けにくい」のだ。水に溶けにくいと、人間の体内に吸収されにくく、せっかくの効果も発揮されづらい。研究を進めた結果、ケルセチンを糖と組み合わせて「ケルセチン配糖体」という形にすることで水溶性が向上できることを突き止めた。これによって体内への吸収効果が高まるのはもちろん、飲料としての提供の可能性も広がったのだ。前出の南さんが言う。
「ケルセチン配糖体は、水に溶かすととてもピカッと美しい色になる。しかも水に溶けやすいため、体への作用もスムーズになるという優れた特徴を持っています。成分としても健康に役立つことが立証されたことから、弊社ではこのケルセチン配糖体に「ケルセチンゴールド」という愛称を付けました」
「ケルセチンゴールド」の力
では、実際に「ケルセチンゴールド」にはどれほどの効果があるのか。サントリーでは、以下の「ヒト試験」を行ったという。
BMIが25〜30に属する人100名の被験者に「ケルセチン配糖体すなわちケルセチンゴールド」の入った飲料を、同じ条件の別の100名には入っていない飲料を、被験者にはどちらの飲料か分からないようにして12週間毎日飲んでもらう。その後、CTスキャンで腹部断面の脂肪面積を測ったところ、「ケルセチンゴールド」の入った飲料を飲んだグループのほうが、もう一方のグループよりも有意に脂肪面積が小さくなっていた。「ケルセチンゴールド」(の入った飲料)を継続して摂取すると、体脂肪が低減するという仮説がきちんと証明されたのである。
「我々がケルセチンに着目し研究を本格化してから、仮説が立証されるまで3年の歳月を要しました。その間はトライアンドエラーの連続でしたが、これで体脂肪の減少に効果がある商品をお客様に提供できる、と研究チーム全員で喜びを分かち合ったのを今もよく憶えています」(南さん)
こうした様々な試験と研究により、ケルセチンの安全性と有効性が証明され、誕生したのが、「ケルセチンゴールド」が配合された「伊右衛門 特茶」である。
「伊右衛門 特茶」は、特定保健用食品(トクホ)だ。消費者庁による厳格な審査をクリアしている。
ケルセチンは新たに申請された成分ということもあり、それまでに積み上げた有効性と安全性を示すデータをもとに、慎重に審査がなされた。申請後には、前出の南さんも様々な疑問や質問に対応した。
「伊右衛門 特茶」は、どんなふうに飲むのがいい?
「ケルセチンゴールド」が配合された「伊右衛門 特茶」の最大の特徴は、なんといっても、トクホ飲料のなかで「ケルセチンゴールド」が含まれている唯一の製品であるということだ。
加えて、ほかにも様々な特徴がある。
第一は、すっきりした飲み心地。
トクホ飲料はベースになる飲み物に健康成分を加えるため、その成分自体の味の影響は避けられない。しかし、茶葉の選定などの工夫によって徹底的に飲みやすさを向上させている。
「「良薬は口に苦し」という言葉もありますが、清涼飲料メーカーである弊社としては味の妥協は一切しませんでした。具体的な内容は企業秘密ですが、弊社の『緑の伊右衛門』に比べてもすっきりした味わいになっているはずです」(南さん)
第二に、好きなときにいつ飲んでも構わないのもうれしいポイントだ。ほかのトクホ製品のなかには、食事と一緒にとることをすすめるものもあるが、「伊右衛門 特茶」はそのメカニズム上、こうした制限がない。
「このタイミングに飲むべしという縛りはありませんが、あえて言えば、飲んだ後に、日常生活の範囲で構いませんから、体を動かすとより効果が実感しやすくなります」(南さん)
第三の特徴は、大量に飲む必要がないこと。
「伊右衛門 特茶」500mlに含まれるケルセチンは、タマネギに換算すると約3個分。継続して、一日に500mlボトル1本を目安に飲むと、充分、体脂肪を減少させる効果があることが実験でも証明されている。
最後に南さんにどんな人に飲んでほしいか聞いてみた。
「ケルセチンゴールドは多くの人で体脂肪を減らすことを確認していますが、おすすめは体脂肪がつきやすいと感じている方でしょうか。たとえば若い頃はちょっと運動しただけで体重が落ちたのに最近はなかなか体脂肪が落ちなくなったと感じている方など、特におすすめしたいですね。あとは、運動をしたいけれどいろいろな事情でそれがしにくい方も、この商品は体脂肪を減らすのを助けるので、ぜひ試していただきたいです」
コロナはやや落ちついているとはいえ、これからもリモートワークは継続するのは間違いない。しかも、寒い季節になると嫌でも活動量が減り、体脂肪がつきやすくなる。体脂肪を減らすのを助ける「伊右衛門 特茶」を試すには最適の季節と言えそうだ。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/88415
2021-11-15 09:47:13
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https://news.livedoor.com/article/detail/20377269/
茶カテキンがコロナウイルス抑制 “含み飲み”飛沫感染リスク低下
FNNプライムオンライン
わたしたちに身近な「お茶」が、新型コロナウイルスの感染拡大の抑制に効果的との研究結果が明らかになった。
日本人の生活に欠かせないお茶。
京都府立医科大学大学院の松田教授らの研究グループは、お茶に含まれるカテキン類が、変異株ではない従来型の新型コロナウイルスの感染能力を低下させることを確認したと発表した。
京都府立医科大学大学院 医学研究科 免疫学・松田修教授「新型コロナウイルスにお茶を添加すると、感染力がなくなることを試験管内では確認」
試験管を使った実験で、健康な人の唾液に新型コロナウイルスを加えると細胞がほぼ全滅してしまう一方、同じものに緑茶を加え10秒後に計測すると、ウイルスを感染させる力が100分の1以下になったという。
松田教授によると、感染予防や治療への効果は薄いものの、感染した人がお茶を飲むと唾液の中のウイルスが弱まり、周囲の人に飛沫(ひまつ)感染させるリスクを下げる可能性があるという。
京都府立医科大学大学院 医学研究科 免疫学・松田教授「緑茶に含まれるカテキンに似た効果のある物質が、紅茶、ほうじ茶に含まれている。“含み飲み”という言い方になる。口の中に10秒間程度、頬や舌の下に行き渡らせてから飲む。ただ単に飲むよりは、その方がいいと思われる」
効果の継続時間などはわかっていないという。
現在は、人体でも有効か、軽症のコロナ患者で臨床実験を行っているという。
2021-06-16 17:54:36
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変異型とか関係なしにインフルエンザにカテキンが効果があるのは実証されている。
ならば、コロナウイルスにも効果があるカテキンが、新型コロナにも有効なのではないかと研究した結果が
この京都府立医科大学の研究。
ヒトの唾液を使った試験管での実験ですが、驚くべき効果があるとのこと。
鼻粘膜や目の粘膜からの感染は防げませんが、口中の感染予防には有効か?
https://shokuhin.net/42495/2021/04/16/sonota/%E9%98%B2%E7%81%BD/
2021-05-13 11:24:00
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例年より早い・・・・特に気候的に何事も問題なく順調に推移するはずが・・・・
ようやく我が店の新茶を販売できるようになった。
普通なら2000円の萌薫(もえかほり)という商品から出来るのだけれど、今年は、1500円の芳薫(ほうくん)が先に出来た。
今年は、3月末に新茶が出来始めるという異例の速さだっただけに、バタバタ感が否めないが、なかなかお眼鏡にかなう品質のものがなかったのが実際だ。ようやくまともな新茶が出来てきたので、これから日を追うごとに新茶がリリースされていきます。
1000円売りは4月末、5月になれば500円売りくらいまで新茶で出来そうですね。
予約販売の芽折茶は、早いとは言っても5月20日以降のお渡しになるかと思われます。
八十八夜摘み香の詩は、今年は4月末に摘み取るかも・・・・
熊本県の初入札が4月14日 来週から熊本新茶も本番を迎えます。
ご期待ください!
2021-04-08 15:12:06
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