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老化に抗い健康寿命を延ばすには、抗酸化食品を意識することも大切になる。抗加齢医学の第一人者・東海大学医学部付属東京病院の西﨑泰弘病院長に、抗酸化食品の効果的な摂り方について聞いた。

東海大学医学部付属東京病院 西﨑泰弘病院長© zakzak 提供
■活性酸素を除去
老化を推し進める原因の1つに活性酸素がある。紫外線や激しい運動、暴飲暴食、ストレスなどで体内に活性酸素が増えると、細胞や遺伝子を傷つけ老化を後押しする。
「活性酸素を除去・無毒化することを抗酸化作用といいます。その働きを持つ食材では、ビタミンC、ポリフェノールのアスタキサンチンや緑茶のカテキンなどが有名ですが、現在、私は緑茶と水素水の研究を行っています」
こう話す西﨑病院長は、2006年から東海大学医学部付属東京病院に「抗加齢ドック」を開設。受診者の結果の解析研究から、ビタミンC、アスタキサンチン、水素水の摂取者が高い抗酸化力を持ち、強力に活性酸素が抑制されていることを報告している。
■水素が肝機能も守る
「活性酸素は酸素を起源とするので、水素と結合すると水になります。水素水を飲むと体内で発生する有害物質の無毒化に寄与するのではないかと研究を進めています」
昨年、早稲田大学の研究グループが、アルコールによる肝細胞障害を電解水素水が軽減するメカニズムを培養細胞で解明した。アルコール代謝によって生じる毒(アセトアルデヒド)の量を減らし、活性酸素の生成を抑制した可能性がある。このメカニズムで、実際に人が飲酒をしながら、家庭用の電解水素水を飲むとどうなるのか。その研究を西﨑病院長は進めている。
「ボランティアに、焼酎と電解水素水を飲んでもらう研究を行っています。結果はまだ公表できませんが、興味深いことにアルコール代謝の時間が、水素水で短くなる可能性が出ています」
■肝臓が長寿を後押し
一般的に体重60キロの人のアルコール代謝は1時間に6グラム。ロング缶2本は40グラム相当になり、アルコール代謝におよそ7時間はかかると考えられる。ところが、西﨑病院長らの研究では、1時間半で代謝してしまった人もいたという。つまり、これまでの常識が研究で覆される可能性がある。
「肝臓がアルコールを解毒する作用は、もっと強力な可能性があるのです。その機能は、薬の解毒などにも関わり、肝臓の健康と密接に結びついています。水素水の研究で、肝臓と健康長寿の新たな関係も見つけられるかもしれません」
いずれにしても、健康寿命を延ばすには、活性酸素による病気を退けることがなにより。忘年会シーズンの今なら、飲酒のおともに水素水、ビタミンCのレモン、ポリフェノールたっぷりの緑茶などを意識するとよい。
「緑茶の肝機能改善効果の研究も進めています。身近な食材を上手く利用することで、老化を退けることは可能です。偏った食生活は止めて、ぜひ抗酸化力を持つ食品も取り入れていただきたいと思います」と西﨑病院長はアドバイスする。 (取材・安達純子)
■西﨑泰弘(にしざき・やすひろ) 東海大学医学部付属東京病院病院長。医学博士。1986年東海大学医学部卒。慶應義塾大学消化器内科などを経て2013年から現職。日本総合健診医学会副理事長なども兼務。
2022-12-14 16:50:33
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東洋経済 石川 雅俊

© 東洋経済オンライン
ストレスフルなビジネスパーソンにお勧めしたいのは「茶道」です(写真:shige hattori/PIXTA)
茶道の新たな価値が注目され始めています。「近年、茶道を始めるビジネスパーソンが増えている」「ビジネスパーソンにとって有益な資質が養われる」と、メディアで話題を呼んでいるのです。
実際、茶道はビジネスパーソンの「癒やしとリフレッシュ」「仕事に使える教養の習得」「高い価値観を磨く人間修養」に大いに役立つとされ、また、「デザイン思考」「アート思考」などの右脳的思考も養われます。きめ細やかな配慮の心が育つことで、コミュニケーション力がアップするとともに、繊細な美を見出す感性が磨かれます。
不確かで複雑で曖昧でストレスフルなビジネス環境下で発揮する茶道の“効能”を、医師である著者が医学的に解説。書籍『大切なことはすべて茶道が教えてくれる。』から、3回にわたってお伝えします(今回は1回目)。
ビジネスパーソンの脳・心・身体の過活動によるストレスは、心身の健康にとって重大なリスクのひとつです。働き方改革によって一見、長時間勤務など過重労働から解放されたかに見えますが、リモートワークのシステムが整備され、いつでもどこでも仕事ができる環境になり、仕事に追いかけられる状況にもなっています。
そのため、日常的に脳が過活動になるライフスタイルについては、あまり改善されていません。また新型コロナウイルスパンデミックの影響でビジネスが不安定になり、あらたな精神疲労の要因が増え、ストレスを訴える方は増加しています。
心身の活動が鎮静され休息がとれる
茶道をおこなうと心身の活動が鎮静されて休息がとれるため、しばしば「ストレスの解消になった」「リフレッシュした」という声が聞かれます。ただし、これは「楽になった気がする」という、たんなる心理的効果ではありません。
深いリラクゼーションは実際に身体の生理的な状態を即時に変化させますし、こうした機会を定期的にもつことで、ストレス性疾患の予防にもつながります。
ストレス反応とリラクゼーション反応については、多くの方が常識的な知識として身につけていらっしゃることと思いますが、医療の現場で幅広い研究が進められ、治療にも活用されてきた経緯があります。
ストレスは、正式には外部からの刺激や負荷(ストレッサー)によって、心身に生じる反応のことをいいます。1936年、カナダの生理学者ハンス・セリエ博士が「ストレス学説」を提唱したのが、医学における活用の始まりとされています。
ストレッサーには暑さ・寒さ、人体への有害物質など「物理的・化学的」なもの、栄養不足・睡眠不足・病気など「生理的」なもの、日常生活における緊張・不安・恐怖・悲しみ・怒りなど「心理的・社会的」なものがありますが、現代人のストレッサーのほとんどは「心理的・社会的」なものとみられています。
茶道はストレスを緩和する
人は心身に緊張や苦痛を感じたとき、筋肉が緊張し、呼吸数や心拍数、血圧などが上昇します。これは生体を防御するための反応で、一瞬にして起こります。
反応のプロセスをたどると、まず脳の前頭葉がストレッサーを脅威として知覚し、視床下部から自律神経系と内分泌系を通じて、全身の臓器や器官に対して危機に対応するよう指示が出される仕組みです。
ただし、こういった状態が一時的であればよいのですが、長い間、過度なストレスを受け続けるとこれらの反応も続くことになり、生体に問題が生じます。不定愁訴にはじまり、頭痛、高血圧、狭心症、消化性潰瘍、過敏性腸症候群、気管支喘息、皮膚炎など、さまざまなストレス性疾患を発症することにつながってしまうのです。
茶道の稽古をおこなうと、イライラや不安など不快な感情が軽快することがあります。心によどんでいた感情がすっきりと消化され、気分が軽くなったような感覚だといわれます。
ネガティブな感情を消化するにはさまざまな方法がありますが、不安や哀しみ、怒りなどを抱えていたとき、「ひと晩、眠ったら楽になった」「どうでもよくなった」という経験はどなたにもあると思います。一般的なレベルのネガティブな感情は、心に充分な休息を与え、本来の機能を回復させることで自然と消化されていきます。
茶道の稽古は「今この瞬間」に集中します。そのため思い悩んでいることから一時的に避難することができます。そして自然のアイテムに囲まれた安らぎの空間でリラクゼーションの時を過ごし、心が深い休息をとることができます。そのためネガティブな感情の消化がうながされるのです。
リラックスのレベルが深くなると、「いつもと違う身体感覚」を体験することがあります。茶道の稽古に十分、慣れた方の場合、お点前(てまえ)を見ているときや教えられた所作を自分がおこなっているとき、ふっと無心になる瞬間が訪れます。さらに熟練していくと、身体が所作をすっかり覚え、ほとんど何も考えず、ただ静かに身体を動かすようになります。
これは茶道に限りませんが、このように無心に何かの作業をおこなっている際、人は少し特殊な集中状態になり、五感が研ぎ澄まされます。
たとえばお点前に没入していると、指先の感覚が敏感になっていることに気づきます。思考が極限まで低減することで、自然と意識が感覚に集中され、鋭敏に感じられるようになるのだと思われます。
そんなときは、抹茶をすくう茶杓(ちゃしゃく)の木の感触や微かな香りを、普段より深く感じ取ることができます。また抹茶を入れる容器、棗(なつめ)のなめらかな手触りと漆塗り独特の香りも、深く味わうことができます。それまでは意識が向かなかった五感の感覚を、豊かに明瞭に楽しめるのです。
さらに、繊細な感覚を知ると、認識も繊細になります。そのため、このような感覚をたびたび経験することで、普段の物事の感じ方、とらえ方が次第に変化し、感性を磨くことにもつながっていきます。
抹茶の成分も、気分や思考活動のバランス調整に、大きく貢献しています。抹茶には、ビタミン、ミネラル、食物繊維のほか、カテキン、テアニン、カフェイン、サポニンなど健康によい成分が豊富に含まれています。
身体への作用としては、カテキンの効果がよく知られています。抗ウイルス作用や、免疫細胞であるマクロファージの活性化作用をはじめ、悪玉コレステロールを減らして動脈硬化を予防する効果、アミロイドベータの毒性を低減してアルツハイマー型認知症を予防する効果などが注目されています。
抹茶は腸内フローラのバランスを整える
ほかにメカニズムはわかっていませんが、抹茶が腸内の悪玉菌の一部を減らし、善玉菌を増やして腸内フローラ(腸内細菌叢)のバランスを整える作用も示されています。
心への作用としては、何といってもリラックス効果が大きいでしょう。さらに農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の研究では、カフェインとテアニンの絶妙なバランスによって、心理的ストレスの影響が軽減され、ストレス耐性も高めている可能性が示されています。
抹茶には、覚醒作用があるカフェインが含まれているのですが、別の成分、テアニンがその働きを抑制するため、興奮状態になることはありません。リラックスしながら、頭が明晰に冴えた状態に整えられます。
その一方、コーヒーはテアニンを含んでいないため、カフェインが中枢神経を刺激して交感神経の働きを高め、興奮状態に導きます。眠気をすっきり覚まして一時的に集中力を高めるにはよいのですが、抹茶とは作用が異なっているのです。
このテアニンは、それ自体にもリラックス効果と抗ストレス作用があります。テアニンを摂ると30~40分後にはアルファ波が発生し、摂取量を増やせば不安傾向が高い人にも効果があることが確認されています。
またマウスを使った農研機構の研究では、抹茶を継続して飲んでいると、急性ストレスによって起こる意欲の低下を抑える可能性があるとしています。
2022-10-11 09:56:28
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緑茶うま味成分テアニンの向精神作用に注目/しんどうとも健康連載
配信
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からだとこころに効くポジティブフード
<医療ライター・しんどうとも「からだとこころに効くポジティブフード」(23)> 緑茶をよく飲む人はうつ症状が少ないという。精神栄養学の第一人者、帝京大学医学部精神神経科学講座の功刀浩主任教授が続ける。 「緑茶の成分には渋味、苦味、うま味の3つがあるといわれています。なかでもうま味成分であるテアニンにすぐれた向精神作用があるとして注目されています。緑茶の主要なアミノ酸はテアニンで、うま味で知られるグルタミン酸と似た化学構造をしているのです」 続けて「脳の中の神経細胞の大部分はグルタミン酸を神経伝達物質として用いていますが、テアニンはそうした神経細胞の機能を調節する作用があります」と説明する。 ちなみに茶の渋味はカテキン、苦味はカフェイン、うま味はテアニンと、それぞれ特徴がある。カテキンは抗酸化作用や抗菌作用などで知られているしカフェインの覚醒作用は有名だ。 「テアニンはお茶特有の成分で、たとえば睡眠改善作用といってカフェインによる脳の興奮状態を抑制するはたらきや、記憶、意欲、情報処理能力などの認知機能の改善が期待されています。私たちの研究でもテアニンが脳内の記憶やストレスにかかわる海馬という部分で、頭のよくなる脳内物質といわれるタンパク質が増えていることがわかっています」 なお、テアニンはアミノ酸のひとつだが、タンパク質には含まれておらず植物の中でも茶ぐらいにしかない。そしていわゆる高級茶のほうに含有量が多いとされている。
2021-12-01 10:34:19
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脂肪を分解する酵素を活性化…驚きの成分「ケルセチンゴールド」の正体
いったいどんな効果があるのか
提供:サントリー食品インターナショナル株式会社
ビジネスパーソンを襲う「コロナ太り」
「コロナ太り」
この言葉を聞いて、思わず目をそらしたくなった人もいるかもしれない。
コロナ禍以降、体重が増えたと感じている人は少なくない。明治安田生命がこの9月に発表した「健康」に対する意識や取り組みについての調査によると、実に4人に1人(25%)がコロナウイルスの感染拡大前に比べて「体重が増えた」と答えている。同調査では体重が増えた原因についても尋ねたところ「運動不足だから」が65.5%でトップ、次いで「食べ過ぎ」が59.6%だった。
コロナで思うように外出できないことによる運動不足はもちろん、リモートワークなど慣れない働き方が始まったことによるストレスも影響しているのかもしれない。
体重や体脂肪の増加は、とりわけビジネスパーソンにとっては深刻な問題だ。肥満は、生活習慣病などの発症リスクを高めることになるのはもちろん、日々のパフォーマンスに関わってくる可能性もある。
とはいえ、ジムに通う時間を確保するのは容易ではないし、ましてランニングを始めるのはかなり強い意志が必要だ。とりあえず始めても結局長続きしなかった、という人も少なくない。もう少し気軽に、効果的に体脂肪を減らす方法はないのか。それが多くのビジネスパーソンの本音だろう。
驚きの成分「ケルセチンゴールド」
そんななか、ある画期的な成分が注目を集めているのをご存知だろうか。
それは「ケルセチンゴールド」である。
「ケルセチンゴールド」は、サントリー緑茶「伊右衛門 特茶」に含まれる成分、「ケルセチン配糖体」のことで、摂取すると体内に吸収され、ケルセチンとして作用し、いくつかのプロセスを経て、腹部の体脂肪を消費しやすくしてくれる。つまり、「抗肥満作用」をもたらすというのだ。
そのメカニズムをサントリー食品インターナショナル(以下、「サントリー」)ジャパン事業本部商品開発部開発主幹・南尚子さんが解説する。
「体内にある脂肪は、「脂肪酸」と呼ばれるものが3つ繋がった状態になっています。ケルセチンは、体のなかにある特定の酵素(ホルモン感受性リパーゼ)の働きを活性化させることで、この脂肪酸のつながりを切り離し、脂肪を分解しやすくします。分解された脂肪は、エネルギーとして消費されやすくなり、結果的に体脂肪が減るんです」
ケルセチンは、健康に良いとされる「フラボノイド」という有機化合物の一種だ。タマネギやリンゴなど自然の植物にも含まれており、その存在自体は昔から知られていた。脂肪に対して何らかの健康効果があるとも考えられてきたが、一方で、その具体的な効果は証明されていなかった。
それを、様々な実験により、脂肪の分解に関わる酵素の働きを活性化させると世界で初めて突き止めたのがサントリーだ。南さんが感慨深げに振り返る。
「研究所の実験室のシャーレのなかで模擬的に体内と同じ環境を作り、ケルセチンが酵素にどのように働くのかを突き止めました。メカニズムを発見できたときの喜びは大きかったですね」
ただし、ケルセチンには困った特徴もある。「水に溶けにくい」のだ。水に溶けにくいと、人間の体内に吸収されにくく、せっかくの効果も発揮されづらい。研究を進めた結果、ケルセチンを糖と組み合わせて「ケルセチン配糖体」という形にすることで水溶性が向上できることを突き止めた。これによって体内への吸収効果が高まるのはもちろん、飲料としての提供の可能性も広がったのだ。前出の南さんが言う。
「ケルセチン配糖体は、水に溶かすととてもピカッと美しい色になる。しかも水に溶けやすいため、体への作用もスムーズになるという優れた特徴を持っています。成分としても健康に役立つことが立証されたことから、弊社ではこのケルセチン配糖体に「ケルセチンゴールド」という愛称を付けました」
「ケルセチンゴールド」の力
では、実際に「ケルセチンゴールド」にはどれほどの効果があるのか。サントリーでは、以下の「ヒト試験」を行ったという。
BMIが25〜30に属する人100名の被験者に「ケルセチン配糖体すなわちケルセチンゴールド」の入った飲料を、同じ条件の別の100名には入っていない飲料を、被験者にはどちらの飲料か分からないようにして12週間毎日飲んでもらう。その後、CTスキャンで腹部断面の脂肪面積を測ったところ、「ケルセチンゴールド」の入った飲料を飲んだグループのほうが、もう一方のグループよりも有意に脂肪面積が小さくなっていた。「ケルセチンゴールド」(の入った飲料)を継続して摂取すると、体脂肪が低減するという仮説がきちんと証明されたのである。
「我々がケルセチンに着目し研究を本格化してから、仮説が立証されるまで3年の歳月を要しました。その間はトライアンドエラーの連続でしたが、これで体脂肪の減少に効果がある商品をお客様に提供できる、と研究チーム全員で喜びを分かち合ったのを今もよく憶えています」(南さん)
こうした様々な試験と研究により、ケルセチンの安全性と有効性が証明され、誕生したのが、「ケルセチンゴールド」が配合された「伊右衛門 特茶」である。
「伊右衛門 特茶」は、特定保健用食品(トクホ)だ。消費者庁による厳格な審査をクリアしている。
ケルセチンは新たに申請された成分ということもあり、それまでに積み上げた有効性と安全性を示すデータをもとに、慎重に審査がなされた。申請後には、前出の南さんも様々な疑問や質問に対応した。
「伊右衛門 特茶」は、どんなふうに飲むのがいい?
「ケルセチンゴールド」が配合された「伊右衛門 特茶」の最大の特徴は、なんといっても、トクホ飲料のなかで「ケルセチンゴールド」が含まれている唯一の製品であるということだ。
加えて、ほかにも様々な特徴がある。
第一は、すっきりした飲み心地。
トクホ飲料はベースになる飲み物に健康成分を加えるため、その成分自体の味の影響は避けられない。しかし、茶葉の選定などの工夫によって徹底的に飲みやすさを向上させている。
「「良薬は口に苦し」という言葉もありますが、清涼飲料メーカーである弊社としては味の妥協は一切しませんでした。具体的な内容は企業秘密ですが、弊社の『緑の伊右衛門』に比べてもすっきりした味わいになっているはずです」(南さん)
第二に、好きなときにいつ飲んでも構わないのもうれしいポイントだ。ほかのトクホ製品のなかには、食事と一緒にとることをすすめるものもあるが、「伊右衛門 特茶」はそのメカニズム上、こうした制限がない。
「このタイミングに飲むべしという縛りはありませんが、あえて言えば、飲んだ後に、日常生活の範囲で構いませんから、体を動かすとより効果が実感しやすくなります」(南さん)
第三の特徴は、大量に飲む必要がないこと。
「伊右衛門 特茶」500mlに含まれるケルセチンは、タマネギに換算すると約3個分。継続して、一日に500mlボトル1本を目安に飲むと、充分、体脂肪を減少させる効果があることが実験でも証明されている。
最後に南さんにどんな人に飲んでほしいか聞いてみた。
「ケルセチンゴールドは多くの人で体脂肪を減らすことを確認していますが、おすすめは体脂肪がつきやすいと感じている方でしょうか。たとえば若い頃はちょっと運動しただけで体重が落ちたのに最近はなかなか体脂肪が落ちなくなったと感じている方など、特におすすめしたいですね。あとは、運動をしたいけれどいろいろな事情でそれがしにくい方も、この商品は体脂肪を減らすのを助けるので、ぜひ試していただきたいです」
コロナはやや落ちついているとはいえ、これからもリモートワークは継続するのは間違いない。しかも、寒い季節になると嫌でも活動量が減り、体脂肪がつきやすくなる。体脂肪を減らすのを助ける「伊右衛門 特茶」を試すには最適の季節と言えそうだ。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/88415
2021-11-15 09:47:13
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https://news.livedoor.com/article/detail/20377269/
茶カテキンがコロナウイルス抑制 “含み飲み”飛沫感染リスク低下
FNNプライムオンライン
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わたしたちに身近な「お茶」が、新型コロナウイルスの感染拡大の抑制に効果的との研究結果が明らかになった。
日本人の生活に欠かせないお茶。
京都府立医科大学大学院の松田教授らの研究グループは、お茶に含まれるカテキン類が、変異株ではない従来型の新型コロナウイルスの感染能力を低下させることを確認したと発表した。
京都府立医科大学大学院 医学研究科 免疫学・松田修教授「新型コロナウイルスにお茶を添加すると、感染力がなくなることを試験管内では確認」
試験管を使った実験で、健康な人の唾液に新型コロナウイルスを加えると細胞がほぼ全滅してしまう一方、同じものに緑茶を加え10秒後に計測すると、ウイルスを感染させる力が100分の1以下になったという。
松田教授によると、感染予防や治療への効果は薄いものの、感染した人がお茶を飲むと唾液の中のウイルスが弱まり、周囲の人に飛沫(ひまつ)感染させるリスクを下げる可能性があるという。
京都府立医科大学大学院 医学研究科 免疫学・松田教授「緑茶に含まれるカテキンに似た効果のある物質が、紅茶、ほうじ茶に含まれている。“含み飲み”という言い方になる。口の中に10秒間程度、頬や舌の下に行き渡らせてから飲む。ただ単に飲むよりは、その方がいいと思われる」
効果の継続時間などはわかっていないという。
現在は、人体でも有効か、軽症のコロナ患者で臨床実験を行っているという。
2021-06-16 17:54:36
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変異型とか関係なしにインフルエンザにカテキンが効果があるのは実証されている。
ならば、コロナウイルスにも効果があるカテキンが、新型コロナにも有効なのではないかと研究した結果が
この京都府立医科大学の研究。
ヒトの唾液を使った試験管での実験ですが、驚くべき効果があるとのこと。
鼻粘膜や目の粘膜からの感染は防げませんが、口中の感染予防には有効か?
https://shokuhin.net/42495/2021/04/16/sonota/%E9%98%B2%E7%81%BD/
2021-05-13 11:24:00
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昨年の12月末、面白い研究成果が発表された。
伊藤園と京都府立医科大学の研究で、プレプリント(査読前の論文情報)ではあるが茶業界にとってはありがたいニュースだ。
研究のテーマは、「紅茶と緑茶による唾液中のSARS-CoV-2のinvitroでの急速な不活化」
今回の研究は試験管での成果ながら、ヒトの唾液を使った研究であることが大きな意味を持つ。
よく、人体に入ってからでないとわからないなどと言われますが、小腸から吸収されたあとにどうなるか?というよりも、予防、発症するリスクをどのように減らすかのほうが、大多数の人間に役に立つ。
ウイルスが人間の粘膜に取り付いて、30分前後で増殖をはじめ、ウイルスが10000個に増殖して罹患するのが発症の流れだ。
PCR検査ではウイルスが3個で陽性者となる。感染者ではないのだが、テレビではこのことを感染者と呼んでいる。
陽性者が、口粘膜、鼻粘膜、目の粘膜、小腸などに取り付いて、増殖していって10000個前後で発症罹患する。
新型コロナウイルスを増殖させなければ、発症はしない。
ウイルスは粘膜にひっかかり、他の細胞に取り付いてから増殖する。
今回の研究では、ヒトの唾液を使用している。ヒトの唾液には様々な物質が含まれていて、その物質がウイルスやカテキンなどの物質にどのような影響を与えるかも懸念されるからだ。
新型コロナウイルスを混ぜたヒトの唾液に、お茶(緑茶・紅茶・ウーロン茶)を加えるとどのような変化が起きるのか調べたところ、
緑茶では10秒で99.9%%のウイルスが不活化したことが確認された。
紅茶とウーロン茶は99.99%ウイルスがが不活化したことが確認された。99.99%という数字は、検出不能の場合に使う数字だそうだ。
実験の結果は論文に書いてあるので参照を!
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2020.12.28.424533v2.full-text
日本語の翻訳ソフトを使うと比較的読めます。
データにも書いてありますが、お茶が治療薬に向いているとは書いてありません。
あくまで予防的な行動として発症のリスクを抑えることが出来るのではないかという結論を導いています。
口中はほぼ試験管と同じ環境であることを考えると、お茶を飲みながらの会食、飲み会、会議など飛沫が気になる時に、お茶を飲みながら行うと、感染リスクは大幅に減少するかもしれませんね。
医師たちも患者さんを診た合間にお茶を飲んでいるそうですよ。
街歩きの時も、お茶を片手に飲みながら歩いても、しゃべっても、飛沫の中には感染力のないコロナウイルスしかいないということも考えられる結果ですね。
免疫力も上げてくれるお茶(緑茶・紅茶・ウーロン茶)をどんどん飲みましょう!
※お茶=カメリアシネンシス「茶の樹」から採れたお茶のことです。
2021-02-26 12:36:49
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https://www.youtube.com/watch?v=2wJB2415XjM
2021-01-16 16:14:12
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ようやくといった感じですが、インフルエンザと同じエンベロープウイルスなので、感染力をなくすのではないかということは3月の段階で発表されてきましたが、ようやく日本国内で発表された感じです。
日本の大学が発表したことで、中国やインドの医科大学で発表されていたことに信頼性が加わり、このニュースは全世界に広まっています。
医療従事者が行っていた予防法が、ようやく認知されたということでしょう。
試験官での実験とありますが、人間の胃の中や腸の中は体外ですし、肺に入る前には必ず口や鼻、目といった粘膜にウイルスは付着し、感染を広めます。それを物理的にも茶が感染力を99%なくすというのですから、大ニュースです。ワクチンの副作用が怖いなら、お茶で予防のほうが安全ですね。
治療薬についてはもっと研究と臨床が必要でしょうが、ひとまず、予防法のひとつがお茶になったというニュースで私たちにとっては大変ありがたいニュースです。
2020-11-30 10:11:22