奈良市の西大寺の僧侶らが、約780年前の古式にのっとり、神前に茶を供える献茶式が営まれました。
15日午後2時、西大寺を出た僧侶が八幡神社に向かいます。西大寺では、約780年前の鎌倉時代に、叡尊上人が貴重な薬とされていた茶を八幡神社に供え、その残りを村人に振る舞ったという言い伝えにちなんで、大きな茶碗で茶をいただく「大茶盛」がこの時期の恒例になっています。しかし、今年は新型コロナウイルスの感染予防のため中止になり、代わりに約150年ぶりに「献茶式」が営まれることになりました。厳粛な雰囲気の中、僧侶らは神前で経を読み、茶をたてまつりました。
2021-01-16 09:53:28
日本の伝統文化を未来へ残したい
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