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健康寿命 75歳の壁を乗り越えよう 忘年会シーズン、飲酒の強い味方!!抗酸化食品の水素水・レモン・緑茶 東海大学医学部付属東京病院・西﨑泰弘病院長に聞く

健康寿命 75歳の壁を乗り越えよう 忘年会シーズン、飲酒の強い味方!!抗酸化食品の水素水・レモン・緑茶 東海大学医学部付属東京病院・西﨑泰弘病院長に聞く

老化に抗い健康寿命を延ばすには、抗酸化食品を意識することも大切になる。抗加齢医学の第一人者・東海大学医学部付属東京病院の西﨑泰弘病院長に、抗酸化食品の効果的な摂り方について聞いた。

東海大学医学部付属東京病院 西﨑泰弘病院長
東海大学医学部付属東京病院 西﨑泰弘病院長© zakzak 提供

■活性酸素を除去

老化を推し進める原因の1つに活性酸素がある。紫外線や激しい運動、暴飲暴食、ストレスなどで体内に活性酸素が増えると、細胞や遺伝子を傷つけ老化を後押しする。

「活性酸素を除去・無毒化することを抗酸化作用といいます。その働きを持つ食材では、ビタミンC、ポリフェノールのアスタキサンチンや緑茶のカテキンなどが有名ですが、現在、私は緑茶と水素水の研究を行っています」

こう話す西﨑病院長は、2006年から東海大学医学部付属東京病院に「抗加齢ドック」を開設。受診者の結果の解析研究から、ビタミンC、アスタキサンチン、水素水の摂取者が高い抗酸化力を持ち、強力に活性酸素が抑制されていることを報告している。

■水素が肝機能も守る

「活性酸素は酸素を起源とするので、水素と結合すると水になります。水素水を飲むと体内で発生する有害物質の無毒化に寄与するのではないかと研究を進めています」

昨年、早稲田大学の研究グループが、アルコールによる肝細胞障害を電解水素水が軽減するメカニズムを培養細胞で解明した。アルコール代謝によって生じる毒(アセトアルデヒド)の量を減らし、活性酸素の生成を抑制した可能性がある。このメカニズムで、実際に人が飲酒をしながら、家庭用の電解水素水を飲むとどうなるのか。その研究を西﨑病院長は進めている。

「ボランティアに、焼酎と電解水素水を飲んでもらう研究を行っています。結果はまだ公表できませんが、興味深いことにアルコール代謝の時間が、水素水で短くなる可能性が出ています」

■肝臓が長寿を後押し

一般的に体重60キロの人のアルコール代謝は1時間に6グラム。ロング缶2本は40グラム相当になり、アルコール代謝におよそ7時間はかかると考えられる。ところが、西﨑病院長らの研究では、1時間半で代謝してしまった人もいたという。つまり、これまでの常識が研究で覆される可能性がある。

「肝臓がアルコールを解毒する作用は、もっと強力な可能性があるのです。その機能は、薬の解毒などにも関わり、肝臓の健康と密接に結びついています。水素水の研究で、肝臓と健康長寿の新たな関係も見つけられるかもしれません」

いずれにしても、健康寿命を延ばすには、活性酸素による病気を退けることがなにより。忘年会シーズンの今なら、飲酒のおともに水素水、ビタミンCのレモン、ポリフェノールたっぷりの緑茶などを意識するとよい。

「緑茶の肝機能改善効果の研究も進めています。身近な食材を上手く利用することで、老化を退けることは可能です。偏った食生活は止めて、ぜひ抗酸化力を持つ食品も取り入れていただきたいと思います」と西﨑病院長はアドバイスする。 (取材・安達純子)

■西﨑泰弘(にしざき・やすひろ) 東海大学医学部付属東京病院病院長。医学博士。1986年東海大学医学部卒。慶應義塾大学消化器内科などを経て2013年から現職。日本総合健診医学会副理事長なども兼務。

2022-12-14 16:50:33

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